ロックマンX5 第九話

クロやん「零空間３、ここは俺が行かせてもらう」

なでしこ「よっ！ニート！」








クロやん「基本トゲ地帯で、敵はあまり出てこないのが特徴だな、ステージも短い」

なでしこ「要所要所にエアダッシュを要求される地帯が...」

クロやん「ああ、普通にエアダッシュナシでも行けるぞ」








なでしこ「変な位置に中間があるわね」

クロやん「死にやすくて助かるな」

なでしこ「！？」









クロやん「そのすぐ近くの足場、意味の無いところにリフトがある穴があるだろ？
その下にカプセルがある」

なでしこ「何故こんなところに！？やっぱりライト博士存命でしょ！」

クロやん「ゼロの存在を知ってたり、地球がどうなってるかとか把握しているから存命説は実は有力だったりする
ただまともな手段を使って生きているとは思えんな」

なでしこ「亀仙人でも無理よ」

クロやん「あれは実は不老不死ってウソだからね
ライト博士はコンピュータに意識だけ残ったいわゆるサイバーエルフのような物なのでは？という説が現在有力」

なでしこ「ふぅ～ん、んでアタイのエックスの最強アーマーがここにある！ってわけね」

クロやん「残念、これはゼロがパワーアップするカプセルなんだな」

なでしこ「あれれ～
ライト博士それならいっそゼロにもアーマー作ってあげてよ～」

クロやん「それは解析が出来ないから無理なんだと
なんで今回はゼロの潜在能力を引き出すといった形になる」

なでしこ「なるほど...色変えってわけね」

クロやん「ちなみにここをノーマル状態のエックスで行くことにより、最強のアーマーが手に入る」

なでしこ「！？
なんでエックスで行かない！？」

クロやん「まぁまてよ、ここで俺がステージセレクトまで戻っても、カプセルの効果は継続する
つまり、クリアせずにもう一度エックスで行って来てアーマーを取りに行けばいい」








なでしこ「あれ？
後ろの奴多くね？」

クロやん「ライフセーバーは固体名じゃなくて団体名なんだよ、だから複数存在する」

なでしこ「クロやん…やはり、ここにいたんだね…
クロやん…アンタを連れ戻すためにここに来た…」

クロやん「ここには、何か感じる…何かわかるような…」

なでしこ「クロやん…危険だよ。ウィルスにやられてしまう…。」

クロやん「お前…まさかオレのウィルス反応を…」

なでしこ「そうだよ。何故、ウィルスにやられてダメージを受けない？
逆にウィルスでパワーアップするなんて！
戦っている場合じゃない。どんなことをしても、アンタを連れて帰る。」

クロやん「（なんでこのタイミングの今更…）オレとやりあってまで連れて帰るというのか？
なでしこ…お前はオレと戦えやしない…
お前の優しさでもあり弱さでもある…
オレなら大丈夫だ…信用してくれ。」

なでしこ「クロやん…アンタにいなくなってもらいたくないんだ…
クロやん…本当に心配だから…
…本当に信用してるから…
ここで、君と戦って連れて帰る！」


クロやん｢なんという今更、出撃する前に止めてくれよブラザー｣

なでしこ｢アーマーが違うわね｣

クロやん「アルティメットアーマーだ、技はx4の物を使ってくるのが特徴だ」