機動警察パトレイバー ゲームエディション 01

クロやん「っつうわけで第一話、な」

御井「結局私の出番ですね」

クロやん「分りやすいからな、出来れば解説入れたかったし」








御井「とにかくパトレイバーを教えてください！」

クロやん「簡単に言えば、今の時代に重機の技術が更に発達した感じの世界観
重機、つまりレイバーが高性能化していて、犯罪にも使われ始める
警察もレイバーで鎮圧する、これが特殊車両二課、つまりパトレイバーってわけよ
この特車二課が織り成すバラエティ、エンターテインメントがパトレイバーの物語」

御井「うわ、説明長いですね」

クロやん「押井先生の作品だからね」

御井「サマーウォーズとかの監督ですよね、意外だなぁ・・・」

クロやん「御井君、それは細田守監督な、間違えてはイカンでゲソよ」

御井「わわ・・・気をつけます」

クロやん「攻殻機動隊とか、スカイ・クロラとか
とにかく一般受けが悪い作品を作るのが特徴なんだけど、とにかく自分の趣味が作品に詰め込まれているから、好きな人はトコトン好きになってしまう、そんな人かな？」

御井「ふむ…黒柳君は好きなんですね」

クロやん「パトレイバーは押井守監督の作品の中でも比較的見やすいからね、ただ作品が多くて続き物と続き物じゃないのが分かれてるから予備知識が必要なのが」

御井「今回やるのは・・・」

クロやん「前回参照で頼む」

御井「とりあえず今回は順を追って説明お願いしますね」








クロやん「うむ、とりあえず簡単にキャラ説明をしよう
篠原遊馬、一号機のバックアップ、つまりナビゲーターだな」

御井「ピッコロさんですね」

クロやん「ひねくれ者だが、案外優しい所もあり、レイバー知識は豊富だ」

御井「なるほどなるほど・・・」








クロやん「彼が特車二課の…大田功
彼が警察官であることそのものが奇跡というか、燃える男というか…」

御井「問題児なのはなんとなく理解できました」








クロやん「彼女は空谷みどり、今作オリジナルのキャラクターだ」

御井「おお、ようやく女性キャラが出てきましたね」

クロやん「彼女は主人公と一緒に特車二課に転属するのが今回のお話」

御井「新人なんですね」

クロやん「そうそう、今回の御井君ポジだな」








クロやん「さて、最後は模擬戦だな、アクションモードって奴だ」

御井「アーマード・コアみたいな感じですね」

クロやん「じっさいのゲーム感覚は違って、基本的な攻撃はつかみからはじまる
つまりこのゲームの5割はつかみで出来ていたんだよ！！！」

御井「な・・・なんだってーッ！！」

クロやん「よって普通のゲームと比べる事が難しい所存であります
掴んだあとはタイミングにあわせてボタンを押して格闘コンボをするんだ
つまりこのゲームの2割はリズムゲーだったんだよ！！！」

御井「な・・・って何回やるつもりですか」

クロやん「いや…あまりに独特だったもんでつい
操作自体もレイバーをよくわかってる感じ、もっさりというか…」








御井「なんとか勝ったって感じですね」

クロやん「ああ、案外強かった、というのも敵側もつかみを防いでくるから無鉄砲に攻めても勝てないって所
原作通り慎重かつ大胆なレイバー操作が必要になるぞ！」








クロやん「さて、話は変わってネットワークハッキングの話だ、御井君のパソコンはセキュリティ大丈夫かい？」

御井「ウィルスバスターが入ってます！」

クロやん「ファイヤーウォールは？」

御井「強です！」

クロやん「御井君、強は強すぎ…いや…悪くはないんだが…」

御井「ええ！？」

クロやん「まぁそれはさておいて、パトレイバーって作品は1988年から始まったアニメなんだが
さっそくネットワーク犯罪について真剣に向き合った作品でもあるんだ」

御井「80年って・・・パソコンがあまり普及してない時代じゃないですか」

クロやん「そうなんだよ、レイバーは実現しなかったけど、ネット事情に関しては、あまりにリアルに先取りしていたって話題になったほどだ」

御井「凄いですね・・・正に未来の日本を見つめていた作品ってわけですね・・・」

クロやん「っつうわけで、このパトレイバーの世界もネットの普及に伴ってネット犯罪、ハッキングが横行しはじめているわけだ」

御井「レイバー犯罪と関係性がありそうですね、同じコンピュータの塊ですし」

クロやん「そういうことだな、特にセキュリティに注意が必要な特車二課もハッキングの被害が…
そこに一矢報いるシゲさん、ハッキング元に反撃もできるセキュリティソフトを開発する」

御井「解説聞いているとなんか凄いですね、自己学習自己診断自己進化って・・・」

クロやん「何か一つでも間違うとアルティメットガンダムからデビルガンダムに進化しそうだな」

クロやん「さてここまでがチュートリアルみたいなもんだな、次こそ空谷みどりと主人公が特車二課に配属になる所から始まるぜ」

御井「これはサブタイトル的に０話って事ですね」

クロやん「だな、だからメインキャラ達が絡んでくるのも次回、おたのしみに」