メタルスレイダーグローリー

なでしこ「何？何があったの？」

くろやん「いや、俺の友人がお幸せになりまして」

なでしこ「なんだ、それだけか・・・びっくりさせないでよね」

くろやん「あんまり調子に乗ってるとハイパーパンチをお見舞いするよ？」

なでしこ「アンタなら友人に彼女が出来たとしても特に問題ないじゃない」

くろやん「言っておくと、傷つくからやめろ」

なでしこ「・・・・・」

くろやん「
喪女のくせに馬鹿にしやがってよおおおおおおおお！
何が問題ないだ！問題あるわゴルァ
こんな女にまで馬鹿にされるなんて！
どーせみだしなみ気を使ってない、体はボロボロ、脳みそはジジイレベル
男としての魅力がないから・・・だから俺のことバカにするんだろォ！？」

なでしこ「あ・・・・えーっと
すまんかった・・・喪女とか言ったのは見逃してやるから許して・・・」

くろやん「彼女要らないオーラ出してるけどやっぱり凹むんだよ・・・」

なでしこ「まさかそこまで女性に未練があったなんて・・・思いもしなかったというか・・・」

くろやん「それはどういうことだ？まさか・・・御井君か！？襲えってか？」

なでしこ「それをやったら二度と病院から出て来れなくしてやるから安心しなさい」

くろやん「冗談だって・・・御井君は運動神経いいらしいから返り討ちにされるわ」

なでしこ「メタルスレイダーグローリーだったわよね・・・今回」

くろやん「そうだったな、メタルスレイダーのカセットは今プレミア価格でしかお見えになれないレアソフトの一つだ」

なでしこ「そんなもんどうやって紹介するのよ」

くろやん「前に少しやらせてもらったからその談を語ろう」

なでしこ「ふーん・・・どこでやってたのよ」

くろやん「リングという店でだな
ちなみに現在はバーチャルコンソールで配信してるから遊ぶ点では問題ない」

なでしこ「確かアドベンチャーゲームとロボットが一緒にされてる感じの」

くろやん「だいたいあってる、そしてこのゲームファミコン終期に出されたゲームなだけに
グラフィックに関しては最高級といっても差し支えない」

なでしこ「一枚絵がファミコンとは思えないくらい多いわね」

くろやん「こんな感じで結構軽い雰囲気の中主人公宅に送られてきたメタルスレイダーというロボットの謎に迫っていくっていう単純かつ普通の内容だ」

なでしこ「ロボットのデザインも90年代初頭のスリムなシルエットがいいわね」

くろやん「テッカマンブレードを思い出すな」

なでしこ「なんでプレミアなんだろう」

くろやん「宣伝かけすぎたとか、出荷数とか、ファミコンソフトの流通の限界とか色々あるんだろうな」

なでしこ「惜しかったわね・・・売れてたらベストセラーだったかもしれないのに・・・」

くろやん「まぁ惜しいタイトルではあるな、一応リメイクも出てるし漫画もあったりする
田村ゆかりなドラマCDもあるとか」

なでしこ「うーん、ちょっとやってこようかしら」