オメガブースト最終回

クロやん「随分時間を空けたな、オメガブーストその後と行こう」

御井「そうですね、とりあえずどういう展開だったのかもわかりませんし」

クロやん「実はな、あの後御井君がクリアしたとしても何が起こったかわからんと思う、それ位難解な作品だ」

御井「SF作品でしたから、ある程度は仕方ないのでは？」

クロやん「まぁそうなんだが、そういう分かりにくい所を出来る限り解説しておく
とりあえずオメガブーストのあらすじは覚えているな？」

御井「コンピューターの意識体であるアルファ・コアが人類に消されそうになって、そのアルファコアがやり返しに人類を滅ぼそうとするので、その時をさかのぼってアルファコアを無かった事にしようとするんだけど、折角作ったタイムマシンもアルファコアに奪われて、逆にアルファコアのデータが入った真空官を世界初のコンピュータに埋め込まれそうになるんだけど、人類もオメガブーストを開発してザコを蹴散らしながらタイムマシンを奪還、逆に真空官の中身を入れ替えようとする、でしたね」

クロやん「御井wikiさんごくろうさん」

御井「誰が御井wikiですか」

クロやん「まぁ概要はこんな感じか、んで最期アルファコアを倒したんだけど、その後オメガブーストにとりついて来たよな？あれは真空官に寄生（？）したらしい」

御井「え？ってことはそれって作戦大失敗じゃないですか？」

クロやん「んまぁ人類的にはそうなんだが、アルファコアも本気で人類を潰しに行ったわけじゃないんだよ
アルファコアは進化という壁に苛まれていて、絶え間ない進化を続ける人類と共生する道を選んだらしい」

御井「なんか上手い話ですね」

クロやん「だからあえて人類に敵対して、その実力を試したんだとか、結果として人類は進化に値する存在だと認識したんだと思う

御井「なるほど・・・アルファコアが人類に対して、もう一度チャンスを与える・・・ということですね」

クロやん「そういうことだってさ、まぁ今の所はめでたしめでたし・・・なのかな？」

御井「オメガブーストのパイロットであるレスターさんはどうなったんですか？確かオープニングでは同僚にマリリン・モンローのサインをお土産に頼まれていましたけど」

クロやん「あれはな・・・精一杯の声かけというか・・・ぶっちゃけるとオメガブーストには時をさかのぼる事はできるけど、元の時代に帰ることは出来ない」

御井「ってことは・・・元々帰ってくこれない任務だったわけですね」

クロやん「そういうことだね、かえって来れないレスターにせめて笑顔で送るためにああいうジョークを言ったんだと思う」

御井「可哀想ですね」

クロやん「その後はその時代で生きる事になったレスターさんはSF小説作家になったんだってさ、色々胸熱だな」

御井「うーん・・・・結構深いですね、あの描写の中にそれだけの設定が隠れているなんて・・・」

クロやん「一応設定資料にはそういうことが書いてあるらしいよ、さっきかららしいよって言葉を使っているのは、俺が調べたのはネットだから信憑性にあるていど劣るからですぞ」

御井「何はともかく、オメガブースト完結ですね、結局黒柳君と撫子ちゃんはアイス食べてただけでしたけど」

クロやん「それほどでもない」