パワーグローブ

くろやん「パワーグローブか・・・」

御井「凄い斬新ですね」

なでしこ「アラ、懐かしい」

くろやん「まぁなんだ
これに興味を持つ人は変人だ」

なでしこ「そうね
アンタも変人ね」

御井「買ったんですね・・・黒柳くん」

くろやん「うん・・・・」

なでしこ「対応ソフトは数少なく、尚且つ操作性は最悪の一言」

くろやん「しかも接続も面倒といいことなんてまったくなかったな」

御井「といいますか・・・
重そう」

くろやん「うん　重いよ？」

なでしこ「ムカツクのは腕に十字キーとボタンがついてるから
外してコントローラー使った方がいいってことかしら」

くろやん「まぁ言ってやるなよ
俺たちに夢を与えてくれたんだから」

御井「センサー、ポインター。ガンコンに通ずる所あり、ですかね・・・」

くろやん「それはそれで別の文化だと思うが」

なでしこ「光線銃なんてあったわね～」

くろやん「ジリオンか？」

御井「あ、それ知ってますー」

くろやん「アニメのクオリティがな、良いんだなこれが」

御井「昔TUTAYAで見たことあると思います」

なでしこ「玩具の販売はセガ・エンタープライズね、今だと爆丸を作ってたりするのかな？」

くろやん「センサーと銃がコードで繋がってたんだっけか」

御井「パワーグローブはそういう魅力をゲームで再現しようとして失敗したってことでしょうか」

なでしこ「うーん、でも
やりたいことはなんとなーく分かるけど、実現できる技術と水準がなかったって事は合ってると思うわ」

くろやん「生まれたのは死ぬほど重く、感度の悪い手袋だったってことさ」