ドラえもん のび太と3つの精霊石(3)

なでしこ「さぁて！お次のステージはももたろうじるしのきびだんご！を使うわよ！！」

御井「ステージにあるひみつ道具を使って新しいステージが出る仕組みなんですね、これは」

なでしこ「そういうこと、そういう点ではマリオとは差別化されてるといえるわね」

御井「ドラえもんらしくていいですね」

クロやん「ポケラにきびだんごをあげれば簡単にてなづけられるな」



御井「次のステージ・・・本当にポケラのポケットに入ってますね」

なでしこ「なんていうか、カンガルーを髣髴とさせながら、外見は恐竜、ドラゴン？とにかく珍妙ね」

クロやん「ちなみにポケラは温厚な性格らしい、攻撃は尻尾で叩くことしかできないが、ジャンプ力は高い（はず」

御井「この攻撃、めっちゃ使いづらいんですけど」

クロやん「温厚な性格だからな」

御井「踏み潰しは可能ですから、基本的にはそれでいったほうがよさそうですね」

クロやん「ちなみにその先には毒沼（？）地帯がある、普通に渡ってもいいが寄り道はするなよ？」

御井「え？でも道が分かれてたり意味ありげなルートが…」

クロやん「反対側のルートには厄よけシールがある、取ると一定時間無敵状態になれるんだが
取るまでにダメージを受けるので事実上意味なし　まぁひみつどうぐコンプには必須になるんだが」

御井「じゃあ取りましょう」

クロやん「人の話聞いてた！？」

御井「傷つくのはポケラであって、ドラえもん達ではありませんし」

なでしこ「そりゃ心情はそうだろうけど、ゲームだしねぇ」



御井「これ、スイッチですかね？」

クロやん「ああ、一見するとスイッチに見えないがスイッチだ、今後それっぽいスイッチが色々出てくるから一応解説しておいた」

なでしこ「まぁあからさまなところに設置してあるから大丈夫よ」

御井「ポケラだとデカくて押しづらいですね」

なでしこ「ポケラ、嫌い？」




御井「エラチューブ・・・？」

なでしこ「これを鼻につめると呼吸ができりゅようになるんだ！！！（のぶ声」

御井「テキオー灯じゃダメなんですか？」

なでしこ「ここにあったのがエラチューブだからしょうがないわ！！！」

クロやん「まぁ海にまつわるひみつどうぐとしてエラチューブは外せないだろう、有名だしな」



御井「最深部までたどり着いたんですけど、どうやらボスは不在みたいです」

なでしこ「まさか先に封印されていたとは…」

クロやん「巣の持ち主はどうやら悪さをして洞窟に封じ込められてしまったらしいな
なんかもうそのままにしておこうぜ」

御井「じゃあ探しにいきましょう、いざとなったらポケラが責任取ってくれます」

クロやん「ポケラ…嫌い？」


御井「こんなところに！？意外とスタート地点から近かったですね」

クロやん「これはなんかもう説明しづらいんだが、スタート地点の毒沼の手前の道にある、岩のテクスチャが重なって見えないからよく見るといい」

なでしこ「コイツ、出したら出したで恩を忘れて逃げるのよね！」

クロやん「よく知ってるな」

なでしこ「ここだけ知ってた」

御井「ポケラよりかわいいですね」


御井「これって・・・ノコノコみたいに競う奴ですか？だとしたら絶対追いつけないんですけど」

クロやん「そんなわけねー、最深部までたどり着けばいい」

御井「それは良かった・・・」

なでしこ「どうせならウサギにでもすればよかったのに」

クロやん「？」

なでしこ「あ、どちらにしろ亀が居ないからダメだ」

クロやん「仮にポケラが亀だったらどうするんだよ、プレイヤーストレス感じまくるぞ
なんで普通に通れる所を亀に乗ってゲーム進めなきゃいかんのだ！！」

御井「でも亀のほうがかわいいかも」

クロやん「ポケラにうらみでもあるのかよ！？御井君なんか今回おかしいぞ！！」

御井「さて、追いかけますよー」

クロやん「スルーかよ！！！」



なでしこ「これさ、自分の巣ってことは近辺に逃げ場がないこと知ってたわよね、なんでコイツそんな場所に逃げたのかしら」

御井「まぁネズミ的には巣に戻りたいでしょう」

なでしこ「まぁ悪さばかりしてたみたいだし、頼れる場所も人もいなかったのかもしれないわね.....」

クロやん「いや、そういう雰囲気のゲームじゃないからさ」

御井「ともかくネズミ脅して精霊石ゲットです！！」

クロやん「まぁ恐竜ｖｓネズミなんて勝負するまでもないがな」

御井「正直ポケラでバトルしろって言われたらどうしようかと思いましたけどね、しっぽ攻撃当たらないし、動きが大雑把で制御利かないし、その割にはステージが細かい動作を要求する所が多かったですし」

クロやん「まぁそれには賛同かな、わざわざポケラ使う必要ないよなーとは思う」