ドラえもん のび太と3つの精霊石(2)

御井「さて、ようやく本編ですね」

なでしこ「とりあえずどこでもドアを回収ね」

御井「うわ！」

なでしこ「どうしたの！？」

御井「すごく…マリオ６４です…」

なでしこ「まぁ時期が時期だから…」

御井「それになんか動きづらくて…」



御井「とかなんとかいってる内にどこでもドアを手に入れました」

なでしこ「これでここまでは戻ってこれるようになったわね」

御井「最初どうやって上るのかわからなくて苦労しましたけど、鼻の上に乗ってジャンプなんですね、口で言ってはみたものの中々難しいです」

なでしこ「操作もやや緩慢だから仕方ないわね」



御井「なんか行けない所が多いですね」

なでしこ「恐竜の所なんかは普通に行ってもいいと思うんだけど…」

御井「それ以外は仕方ないですね」

クロやん「では最初は初期位置に一番近い通り道からステージを進めよう」



御井「ああああああああ！」

なでしこ「何何！？」

御井「あの木、マリオで見ました！」

なでしこ「それは言っちゃダメ」

クロやん「最初は操作の基本を学ぶんだ、このゲームは頭も技術もそれほど要求されないから、落ちついて探索すればきっとクリアできる」

御井「妖精達もなんか姿を変えられたみたいですね、いっそ皆殺しにすればこんなふうに反攻されなくてすむんですが」

なでしこ「なんで魔王サイドなのよ…それはおいといて早く進みましょう」



御井「足場が狭いようで余裕あるような…」

クロやん「今後こういった落ちる系の地形が最後まで続くから、しっかり覚えておくといいぞ、ついでにZボタンを使えばしゃがめる、しゃがんでいる間は移動速度が落ちるから安全に渡れるぞ」

なでしこ「それにしてもコレ…」

クロやん「いいたいことは分かるぞ、それに関しては後ほど」



御井「ここは動く足場ですか…まーたありげなものを…」

なでしこ「こういうのってどうも距離感つかみづらいのよねー」

クロやん「まぁ御井君なら大体察しがついてると思うが、Cボタンは視点移動だ、視点を合わせながらジャンプすれば落下のリスクは大幅に減る、がここでは落ちてもらう」

御井「なんでですか？」

クロやん「今のドラえもんは丸腰だ、この先進んでも勝ち目が無い
まずは秘密道具を探すんだ」

御井「なるほど、探索ってのはこの事ですか」



クロやん「さて、ここでは最初に二つの秘密道具が手に入る」

御井「くうきほう　と　ももたろうじるしのきびだんご　ですね」

クロやん「ああ、くうきほうは初期位置から先の端に、ももたろうじるしのきびだんごは動く足場エリアの下にある洞窟にそれぞれ配置されている」

なでしこ「それぞれドラえもんの道具の中では使用頻度が高めのものね」

御井「きびだんごはそう感じないですけど、くうきほうなんかは代表格ですもんね」

クロやん「今作のくうきほうはドラえもん専用装備だ、このステージはドラえもんでクリアするんだ」

御井「了解！」



なでしこ「ここのボスは狸のポン太ね」

御井「ああああ！！！！！」

なでしこ「今度は何！？」

御井「たぬきとたぬきの戦いになってます！！！」

なでしこ「手に入る武器といい、製作側も想定の事ね」



クロやん「ポン太は頭のガードが固い、ジャンプで踏み潰す攻撃は通用しないぞ？」

御井「くうきほう、ですね」

クロやん「へそが弱点らしい、まぁ人体的にもへそはウィークポイント、それが大きく肥大しているポン太にとっては最大の弱点だろう」

なでしこ「そこじゃない気がするけどね…」

御井「ジャンプ攻撃が避けづらいですね、カメラワークが強制的に変更されるのも」

クロやん「あえてジャンプを誘発させるのが攻略のコツだ、ジャンプしてきたらすかさず少しだけ後ろに動いてへそを攻撃、ステージから落ちないようにすればこれだけで勝てるぞ」



御井「倒しました！ってうわっ！？爆発炎上してますけど！？」

なでしこ「へそへのダメージが限界を超えたのね、アタイのバーちゃんもこれで爆発四散したもの、間違いないわ」

御井「なんかそこまでの悪人じゃなさそうだったんでなんか罪悪感が…」

なでしこ「とてもつい前に皆殺しとかいった子とは思えない発言ね…」

クロやん「まぁ無事クリアできたようだな、これで大地の精霊石のかけらをゲットだ
次回は今回手に入れたどうぐで別のステージを目指すぞ！」